MENU

IDF

    Institute of Development Finance
(開発金融研究所)

開発途上国の開発金融機関(Development Finance Institutions (DFIs))は、特に2015年以降、主に持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals (SDGs))の達成に向けて、重要性を増しています。この背景には、(a)先進各国からの政府開発援助(ODA)は漸減傾向にあり、また、(b)二国間・多国間の借入に関しては(借款受入国側が)政府保証を承認せず、さらに、(c)国内外の民間資金の活用は計画通りに伸長しないことが主な要因です。他方、新興国等の新たな貸し手が出現したことにより、債務持続性に関する課題・問題点が顕在化したことも重要です。つまり、SDGsの達成に必要な国内資金を動員するとの観点から、DFIsの重要性が増大したと言うことができます。
また、2020年に入ってからのCOVID-19の感染の拡大で、各国の財政当局は政策手段を総動員して対処する必要から、保健や医療、景気刺激政策等に対応せざるを得なくなる状況で、DFIsの役割は、より一層、重要なものとなっています。
このような状況の中で、世界のDFIsは創意工夫を重ねるとともに、新たな金融手法を使った取り組みを進めています。IDFでは、アジア太平洋諸国及びサブサハラ・アフリカ諸国での経験とネットワークを最大限に活用して、今後のDFIsの取り組みのあり方に関する研究を行います。


所長:
福永ふくなが 哲也てつや

所長プロフィール:

メガ・バンクのシンクタンクで主に開発途上国の経済・産業・社会開発の調査・研究に従事する。特に、開発途上国の債務持続性分析(Debt Sustainability Analysis (DSA))に多く取り組む。2010年より約5年間、また、2016年1月から約4年間、JICA専門家として、それぞれ南部アフリカ開発銀行(Development Bank of Southern Africa (DBSA))(南アフリカ)及び南部アフリカ開発銀行協会(Southern African Development Community - Development Finance Resource Center (SADC-DFRC))(ボツワナ)で業務を行い、DFIsの実務面とともに理念・理論面の双方に従事。